皆さんは衣類をどこでどのように購入していますか?
近年、衣服の購入方法が変化してきてます。
現在でも購入方法としてはまだ主流と言えますが、
これまで消費者の多くは衣類は実際にショップへ足を運び
実物を手に取り試着しをするなどしてから購入していました。
ところがインターネットショップやカタログを使った通信販売の台頭が進み、
安値な商品も多いうえにライフスタイルの変化もある事から、
実物を手に取ることなく写真や簡単な説明だけを頼りに
購入に至るケースが多くなっています。
便利な一方 トラブルが多い衣服の通信販売
通信販売は安値な商品も多いうえに自宅に居ながら購入できる利便性もあることから、
利用者は増えていますが衣服の実物を目で見て触り試着もすることなく
購入してしまうことから、消費者の苦情も増加しています。
「 こんなはずでは…」通信販売でこんな事ありませんか?
衣料品に関する通信販売のトラブルには次の様なケースがあります。
○ 思っていたより サイズがあわない!
○ 思っていたのと 風合いが違う!
○ 思っていたより 安っぽい!
○ 思っていたより 色が違う!
○ 思っていたより イメージが違う!
勿論これ以外にも「お金を払ったのに品物が届かない!」といったケースもありますが、
ここでは通常の売買が成立している事を前提にお話ししてます。
さて、上の記述にありますトラブルで共通している事は「思ったより」という事です。
つまり、あくまで購入者が一方的に【想像】しながら衣服を購入しているという事です。
言い換えれば結局は実物が目の前に無いため少ない情報をもとに
『おそらくこんな感じだろう』といった自分にとって
都合の良い想像を働かせながらでしか購入出来ないということです。
つまりこれが通信販売の一つ目の落とし穴です。
通信販売にはクーリング・オフの制度は設けられていない事に注意!
通信販売を利用すると「8日以内なら返品可能」という返品特約を見かけます。
実はこの特約は業者が自主的に設けたものであり特定商取引法では通信販売について
クーリング・オフ制度を定めていません。
これが2つ目の 落とし穴です。
というのもクーリング・オフ制度は訪問販売など消費者にとって
不意打ちになる販売方法による取引について消費者からの
一方的な契約解除を認めたものなのです。
通信販売は消費者が広告を見て検討し自発的に注文する為
訪問販売の様な不意打ち性がなくクーリング・オフ制度の適用がないのです。
購入の前に返品制度の確認を!!
とはいえ通信販売で商品を購入するかどうかの決め手は広告や
カタログから得る情報だけなので現物を手にしてみて
不満が生じるケースはおこりがちです。
通信販売を利用するときは返品制度があるかどうか、
ある場合には期間は何日かなど契約条件を事前によく確認する事が必要です!
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まとめ
通信販売というのは様々なメリットもありますが衣服に関しては
あまりお勧めできる購入方法とは言えませんね!
写真を見て衝動的に買ったりせず慎重に吟味する事が重要ですね!
サイズも結局は個人個人の体型の違いを考慮しない標準サイズとして
の表記によるもので本来試着しなければ自分の体型に
確実にあう商品かは分かりません!
色も実物の色味をパソコンの画面上で完全に表現する事は難しいとされ、
撮影時の光源の違いやユーザーのパソコンモニターの設定も影響するなど
注意しなければいけない点が多いです!
よって衣服を少しでも永く楽しむ為にも、また衣服を無駄にしない為にも
慎重な購入を心掛けましょう。 私もですが…(苦笑)
![ホック](images/hoc/204193a.jpg)
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