知っておきたい クリーニング店のシミ抜き
お店の特徴でもある、シミ抜きへの向き合い方の違い
クリーニング店では、お店によって技術やサービス内容はバラバラです。
「シミ抜き」に関しても、技術はもちろんそのサービス内容や料金体系は異なります。
例えば、シミ抜きは無料で行うお店もあったり、お客様が言わなくてもシミを落とすお店もあれば、
言わないとあえてシミを落とさずにお客様へ返却するお店もあるなど、様々です。
つまり、「シミ抜き」への向かい合い方がお店によって異なり、
それがサービス内容やお店の特徴として表れます。
シミ抜き料金について
「シミ抜き」はその内容にもよりますが作業時間もかかり、
また、落とすのに使用される薬品代もかかります。
つまり、4つの能力を高める為に費やしたコストに加え、時間コスト、
薬品にかかったコストなども合わせたものが「シミ抜き料金」として反映されます。
「シミ抜き」とは一見地味なように思えますが、
あらゆる要素が複雑に絡み合う高度なスキルであり、
それ相応の料金も掛かることを知っておきましょう。
そして自分が納得のいくお店を選ぶことが大切です。
![](images/hoc/siminuki_3.gif)
プロでも難しい場合もあることを理解する
医師が絶対に患者を治すことが出来るとは言い切れないように、
「シミ抜き」においても絶対落ちると断言出来るものではありません。
時間が経過し過ぎていたり、洋服の生地とシミの相性からどうしてもリスクがある場合など、
どんなにプロでも完全に落とすことが難しいこともあります。
病気も同様ですが、シミにおいても早期治療が有効です。
まずは、出来るだけ早めに相談しましょう。
【クリーニング店からのお願い】
お客様自らでシミ抜きを試みて、繊維に水分が含まれてしまったことで
かえってシミが奥に入り込み、それが原因で落とし難くなる場合があります。
〜シミ抜きの不思議な話〜
あるクリーニング店から返却された品物にシミが残っていたので、
試しにお客様が自分でシミ抜きをやってみたら落ちた!なんてことが、たまにあるそうです。
このような事が起きる背景としては、そのクリーニング店の方針として
「シミ抜き」サービスにコストをかけないという可能性があるかもしれませんし、
単純に技術が無いだけかもしれません。
いずれにせよ、お客様に合ったお店を選ぶことが必要です。
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