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麻素材 クリーニングのお役立ち情報

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スニーカーを洗う2 麻素材



麻

やはりこの時期は麻を使用した衣類が多く見られますね!

麻は吸湿性が高く、肌触りも涼しく夏の定番アイテムです。

しかも、近年ではシャツ以外にサマーセーターやカーディガン

カットソーなどにも麻が使用されるなどバラエティーに富んだ

商品が販売されています。

しかし、一方では麻は素材に独特な特徴やまた欠点があり

お手入れが難しい一面を持っている素材です。

麻1 麻の種類について


  衣類用に用いられている麻には2種類あり亜麻(あま=リネン)

  と苧麻(ちょま=ラミー)があります。しかし、エアラベルなどに

  記されている表示では「麻」という表示で統一されます。

  麻は綿と同じ植物繊維で植物の茎にある「靭皮(じんぴ)」と

  いわれる部分から採取されます。

麻2 亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)の違い


  亜麻(リネン)

   繊維は細くて短く柔らかいためソフトなシャリ感と深い光沢があります。

  苧麻(ラミー)

   繊維は太くて長く硬いためシャリ感と強い光沢があります。

麻3 麻の機能的特徴


  麻は吸湿性が優れ耐久性があり、繊維が伸びにくく硬いため

  肌に触れた時に冷感を与える事から春夏衣料に好まれます。

  麻の優れた吸湿性については、綿との違いと比較すると分かり易いです!

  綿は水分を吸うと溜める特性がありますが

  麻は吸った水分を外に逃がす特性を持っています。

麻4 麻の欠点


  麻は高級素材としてのイメージもありますが着用や洗濯や

  クリーニングを繰り返す事により新品の時のハリやシャリ感は

  どうしても失われてしまいます!これは麻の宿命!!

  それとシワになりやすい

  麻は吸湿性が高いことや、他の繊維と比較すると生地が粗い

  織り方をしている製品が多い点などシワになり易い条件を

  備えている繊維です。

  濃い色の衣類は着用中の摩擦や汗により色移りする事がある

  麻繊維は染色した時に染料が繊維の表面に高密度で集積するため、

  表面上は発色がよいという利点がありますが繊維の内部までは

  染料が浸透しにくく、完全には染まりにくい性質を持っています。

  その為に他の繊維に比べて比較的色移りし易い繊維と言えます。

  着用による摩擦や洗濯やクリーニングなどによって白化

  毛羽立ち、部分的な脱色が起こる事がある

  麻は繊維の内部まで染料が浸透しにくい特徴を持っている為

  摩擦により繊維が裂けると繊維内部の染料が浸透していない

  部分が露わになりやすいです。

  しかも麻は毛羽立ちが生じ易い特徴もある為にいずれ起こりえる

  やむを得ないダメージとして理解する必要がある。

麻5 アドバイス


   少しでもダメージを少なくするには連続して着用しない事

   濡れたまま擦らない事が挙げられます。

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