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間違ったしみ抜きで衣類が再起不能にならない為に

シミ抜き 間違ったしみ抜きで衣類が再起不能にならない為に
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間違ったしみ抜きで衣類が再起不能にならない為に

店頭に立っていますと色々なご相談を頂きます。

なかでも多いのがしみ抜きに関しての事ですね。

今回はこれだけは避けてほしい対処方法を

お話ししたいと思います。


≪ 応急処置NG ≫

 キッチン用の漂白剤を使用

これは絶対にNGです。

キッチン用の漂白剤の成分は塩素です。塩素は繊維に

与えるダメージが非常に強く、クリーニング師である

私でさえほとんど使用した事がない薬剤です。

塩素系漂白剤は衣類には不向きと覚えておいて下さいね。



 熱いお湯で洗わない事

漂白剤や汚れの多い洗濯物がある時にお湯を使った方が

良いと私も何度かお伝えしましたが、こちらも度が過ぎれば

逆効果になる事があります。

家庭でのお洗濯の場合、効果を高める為に40℃くらいの

お湯を使うことをお勧めしていますが、熱ければ熱いほど

良いという認識は間違いです。

シミは繊維から見ると染める材料になります。

そして生地を染める時はほとんどの場合、熱を加えています。

つまり熱いお湯でシミを消そうとしても、それは逆効果。

シミを強固なものにしてしまっているのです。



 おしぼりを使わない事

これも何度もお伝えしていますが、もう一度

飲食店のおしぼりは、殺菌・除菌の目的で塩素消毒がされています。

原液ではないものの塩素を少しでも含んだおしぼり

でシミを拭いてしまうとそこだけ色が抜けてしまいます。

特にネイビーやブラックなどの濃い色のものや、シルクなどの

デリケートな素材にはおしぼりはNGです。



 最後に岡田から

近年ご自宅でデリケートな素材でも洗えるような洗剤が増えましたが

全て洗えるようになったと思うのは・・・

それが一流のブランドのスカーフや洋服の場合、失敗したら諦めが

つくかどうか、先ずはやる前に一度考えてみて下さい。

よく家庭洗濯の失敗を治してほしいという依頼がとても多いです

なかには治しきれないものだってあります。

軽い気持ちで洗ってみたものの結局どうにもならなくガッカリする

お客様もいらっしゃいますので、これを読んで下さった方には

絶対にそんな思いをして欲しくないと思います。



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