毛玉って? クリーニングのお役立ち情報

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セーターなどを着用していると、何時の間に出来ている「毛玉」…。
毛玉は、セーターのみならず様々な衣服で出来るやっかいな現象です。
このページでは、なぜ毛玉が出来るのか?や、毛玉を防ぐ方法などを紹介します。

クリーニング1 よくある冬服の痛み方 〜毛玉(ピリング)〜

セーターやカーディガンのみならずTシャツなどでも、
モノによってはいつの間に出来てしまうのが「毛玉」…。
毛玉は衣服の風合いを損ない、あまり気落ち良いものではありません。
そもそも、なぜ毛玉が出来てしまうのでしょうか?また、いつ出来るものなのでしょうか?

毛玉は、着用の繰り返しの摩擦や、洗濯時の摩擦によって生じる現象です。
その発生メカニズムは、生地の表面が摩擦などの作用を受け、繊維の先端が毛羽となり、
それらが束を作り絡み合って「毛玉」を生みだします。

クリーニング2 毛玉が出来やすい場所があります!摩擦に注意!

毛玉は、脇(わき)や袖(そで)の内側など、
繊維同士や繊維が他の物体と擦(こす)りやすい箇所に、起き易い現象です。
つまり、衣服に対する摩擦が大きな場所は要注意です。
すると、案外見落としがちな場所として、
リュックサックやショルダーバックなど
の利用が挙げられます。
リュックサックでは、肩ベルトが衣服の肩部分と摩擦を起こし、
また、背中部分もリュックサック本体と摩擦を起こし、毛玉を発生させる場合があります。
更に、ショルダーバックでも、同じく肩ベルトや前見頃部分、
バック本体が接触する腰部分が毛玉を発生させる場合があります。
それ以外には、重ね着も摩擦が生じてますので要注意です。

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クリーニング4 毛玉の出来やすい素材って?

毛玉は、羊毛など比較的強度の低い繊維だけになりやすいものではなく、
丈夫な繊維でも発生します。また、ポイントは、
羊毛などの動物繊維では上の図にある第3段階で、自然に毛玉が脱落しますが、
強度のある合成繊維は表面に絡み合って脱落せず、衣服の風合いを損ないます。
つまり、合成繊維が使用されているとその分毛玉が出来やすいと言えます。

注意したい製品としては、毛羽のある製品と言えます。
例えば、起毛セーターや、ひねりの甘い糸を使用した製品
(ウールコート、セーター、カーディガン、スウェット、靴下、ジャージなど)
などが挙げられます。

注意!「アクリル」と「綿」という組み合わせや、
「ポリエステル」と「毛(ウール)」といった混紡糸による品物も特に注意が必要です


クリーニング5 毛玉の出来にくい繊維とは〜動物繊維〜

ケアラベルにある組成表示をチェックします。
毛(ウール)カシミヤアンゴラなどの動物繊維による製品は、
どちからといえば価格は高いですが、高級感や機能性もあり、毛玉も出来にくい素材です。
正確には、毛玉が出来ても表面に留まらずポロっと自然と落ちるイメージです。

クリーニング6 毛玉を抑える方法 お手入れが寿命を伸ばし風合いを維持する!

毛玉は特に、起毛品、編物(ニット)、
ひねりの甘いフワフワな風合いを重視する糸を使用した品物に起き易いので、
着用後は洋服ブラシを使うなどし、普段から毛羽の絡みを整えるお手入れが必要です。

また、家庭洗濯(水洗い)にチャレンジする場合でも、ネットの使用や裏返しての短時間洗いで、
毛玉の発生を軽減できます。ただし、新品同様の風合いを保ちたいことを優先するのであれば、
ドライクリーニングがお薦めです。


よって仮にウール100%のセーターとアクリル100%のセーターがあった場合、
価格だけではなく、それぞれの特性の違いによって選ぶことが大切と言えます。

毛玉取り器は寿命を縮める!?

毛玉の正体は、「汚れ」ではなく、繊維が玉状になったものです。つまり、毛玉取り器でバリバリ刈り取ってしまうというのは、衣服を形成する繊維そのものを刈り取っていることになり、衣服を傷付けているといっても過言ではありません。 よって、衣服の寿命を短くすることになりますので、「毛玉が出来たら毛玉取りで取ってしまえばいいや♪」というのではなく、出来るだけ毛玉取り器の出番がないよう、やはり毛玉が出来ないようにする日頃のケアを心がけるようにしてください。

クリーニング6 毛玉ができた時の対処法

衣服を痛めないことを最優先にするのであれば、
「毛玉を受け入れる」というスタンスを取ることも選択肢のひとつですが、
衣服の役割はファッション性もその一つですので、
毛玉が無いほうが美しいのは言うまでもありません。

そこで、正しい毛玉の取り方としては、手でブチっとむしり取ることは厳禁です!
必ず、慎重に毛玉取り器を使用するか
ハサミで慎重かつ丁寧にカットするようにしてください。

手でつまみ取ると生地は段々薄くなるので要注意!

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