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クリーニング店に品物を出して「シミが落ちてない!」
または「シミが綺麗に落ちて戻ってきた!」
というような経験はありませんか?
シミはたとえ小さなものでも、 それがあるだけであまり気持ちの良いものではありません。
クリーニングのサービスには、 ドライクリーニングやウェットクリーニング、 または水洗いといった「洗浄」と、 アイロンなどを用いた「仕上げ」があります。
そしてこれとは別に「シミ抜き」というサービスがあります。 クリーニング店はお店によってその技術力などにバラつきがありますが、 「シミ抜き」の技術ほどハッキリと分かるものはありません。 このページでは、クリーニング店の「シミ抜き」について解説致します。
しみ抜き

☆「クリーニング店のシミ抜き」と「家庭で出来るシミ抜き」の違いとは

「家庭で出来るシミ抜き」というテーマにした本などがあることや、 節約の為家庭にあるものや市販の簡易シミ落とし剤などを用いて、 自分でシミ抜きをする方が増えているようです。ところが、 思うようにシミを落とせずクリーニング店へ駆け込む方も多いという声もよく聞きます。 では、そもそも家庭のシミ抜きとクリーニング店のシミ抜きとは何が違うのでしょうか? それを知るにはケガをした時の処置方法の違いや医薬品の違いを思い出してみると分かり易いです。

ケガをした時、自分で処置する場合と病院で処置する場合の違い



例えばケガをしてしまった時、殺菌消毒剤を噴霧して
絆創膏を貼って自分で処置をするというのと、
病院で先生に処置してもらうという選択肢があります。
その判断基準は、ケガの程度を見て決めると思いますが、
つまり、「自分で治せる」と思えるものは自分で行い、
「自分で治すのは難しい」と思うものは
病院を利用するということではないでしょうか。

しかし、例えば指を切ってしまい絆創膏を貼っていたが血が止まらない…
というケースがあったとします。この場合、傷は本人が思っていたより深く、
縫合する必要があったということが考えられます。
よって、本当はすぐに病院へ行くべきだったということになります。

つまり必要とされるポイントは…

@状態を観る「観察力」

A観察した結果”縫合”が必要という「判断力」

B縫合手術が出来る「技術力」

ということになります。

市販薬(一般用医薬品)と処方薬(医療用医薬品)の違い



市販薬と処方薬の違いをご存じですか?
街や薬局で購入できる「市販薬」は、様々な体質を持つ一般の人が使用する為、
安全を第一に配慮して、効きめは抑え目になっています。
一方、病院や診療所で医師から処方される処方薬は、
医師が患者の症状に合わせて豊富な薬に関する知識を生かし、
効き目の強いものを的確に処方します。
それを踏まえると、なかなか市販薬で効き目がなかったり、
病気が進行していたりする場合はやはり医師から処方される薬が良いといえます。

つまり必要とされるポイントは…

C効果的な治療が出来る。または行う為の「知識力」

ということになります。

医療の世界とクリーニングの世界は似ています。つまり、専門性のある分野ですが、
場合によっては周りにあるものを使い、自分で対処出来てしまうこともあるという部分です。
しかしそれ故、物事を簡単に捉えてしまい、
かえって問題を大きくしてしまったり失敗するリスクを伴うことになりえます。

つまり、シミ抜きにおいて、家庭で行うシミ抜きとクリーニング店で行うシミ抜きの違いは、
下記の4つの力のレベルによって左右され、
またクリーニング店同士の違いにおいても同様に左右される要素です。


クリーニング店ではこの4つの能力を複合的に駆使してシミ抜きを行います。
よって、大事な衣服にシミがあった場合、自分で無理をしてでも行うか?
それとも既に能力が備わっているクリーニング店へお願いするのかを判断する必要があります。
もちろん、失敗のリスクを考えれば、クリーニング店へお願いするのをおススメ致します。
また、節約目的で自らチャレンジして失敗しクリーニング店へ駆け込むということになると、 かえって時間やお金が掛かることもあります。シミが出来た場合は、このあたりも踏まえて判断しましょう。




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